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学会情報

ご挨拶

理事長ご挨拶

歯科基礎医学会理事長
上西秀則

歯科基礎医学会の運営組織

歯科基礎医学会は2008年に創立50周年を迎えました。創立以来、今日に至るまで、解剖学、生理学、生化学、薬理学、微生物学、病理学の基礎医学の6分野が連合して構成・運営されています。したがって、学会の運営もユニークで、各分野から選出された7名(解剖学からは2名)の常任理事が運営を担当し、各大学から選出された理事がこれを補佐することになっています。

常任理事会には理事会の投票により選出された理事長・副理事長のもと、庶務・財務・企画・教育・将来検討・規則・編集の各委員会が設置され、常任理事が委員長を務めています。なお、編集委員会は平成17年より常任理事会より独立した組織に改編されました。常任理事会が指名する編集委員長は3年を1期(再任可)とし、編集委員会の構成は編集委員長が決定する形態で活動しています。学会が発行する雑誌は年4回発行されていますが、創刊以来和文でやってきました。しかし時流を見据えて2004年、第46巻1号から雑誌を完全に英文化しました。同時にInternational Advisory Boardを充実させ、国際的に通用する雑誌を目指して再出発しています。また、投稿料の無料化も実現させました。現在、雑誌の英文化により、海外からの論文投稿数も増えつつあります。

歯科基礎医学会の現状とこれから

近年多くの大学で進められている、講座または分野の再編は常任理事の選出にも影響することから、運営形態の見直しが必要な次期に来ています。この点について常任理事会で検討した結果、研究分野の括りは時代とともに変化するものの、教育科目としての6分野を大きく揺るがす変化には至っていないとの結論に至りました。この議論の結果、歯科基礎医学会が研究だけでなく歯科医学教育にも責任を持つべきであるとの共通認識が得られ、これまでに歯科大学長・歯学部長会議が教授要綱改訂を実施するにあたり、本学会はその改訂作業を分担しました。

本学会に属する研究者のほとんどが専門分野の学会にも所属しています。したがって、本学会は異なる分野の研究者が歯科医学という共通の場でその専門性を共有することで成り立つ学会であり、平成20年9月30日現在2,571名の会員が学際的な視点から基礎研究の幅と高さを増すように、また同時に歯科臨床医学の発展に向けて日夜努力しています。本学会の名称は歯科基礎医学会でありますが、この構成員の半数以上が臨床系教員・大学院生であり、歯科臨床においても、本学会が重要視されていることを伺い知ることができます。

歯科基礎医学会の理事長として、本学会の研究上の使命は、それぞれの専門分野の知識を歯科医学の中で再構築すること、そして何よりも歯科医学を志す若い研究者を養成することにあると考えています。このために、本学会では若手を育成するためのさまざまな企画を立ち上げ、それを助成致します。また、出前講義やサイエンスカフェなどのスタイルで科学を通じて社会への貢献や成果の還元にも努力いたします。

今後は歯科基礎医学会が次の50年に向けて活力ある科学集団として発展するために、栄養学、薬学、生体材料工学、情報工学、脳科学などなど多くの関連学会・領域科学との連携を深め、さらなる学際的な研究を推進していく所存でございます。

学会の扉は常に開放されています。多くの方々のご参加を希望いたします。

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