令和2年度の科研費の公募で若手研究者の挑戦機会が拡大されました
若手研究の2回目を応募される方は、基盤研究(S・A・B)との重複応募が可能です。
一定の経験を積んだ若手研究者が、より大規模な研究への挑戦を望む際のリスク緩和を図るのが趣旨とのことです。奮って基盤研究(S・A・B)に挑戦してください。※ 「若手研究(1回目)」を受給中で本年度が研究計画の最終年度の研究者、又は過去(2018年度以前)に1度「若手研究」を受給し終わった者のうち、「若手研究」の応募資格を満たす者は、「基盤研究(S・A・B)」を重複して応募できる。ただし、若手研究(2回目)」と基盤研究の両方が採択された場合は基盤研究が優先される。
- 「研究活動スタート支援」の採択者で、他研究種目との重複受給が可能になります。
令和元年度以前に「研究活動スタート支援」に採択され、令和2年度も当該研究課題が継続する研究者が、令和2年度公募において基盤研究等に応募し採択された場合、重複して受給が可能です。
詳細は下記リンク先をご確認ください。
https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/06_jsps_info/g_190809/index.html
金額規模の大きい研究費への重複応募
研究期間が4年以上の基盤研究あるいは研究期間が3年以上の若手研究で令和2年度が研究期間の最終年度に当たる場合(ただし、基盤研究(B・C)応募区分「特設分野研究」を除く)、研究代表者が、当該研究の進展を踏まえ、研究計画を再構築することを希望すれば、「研究計画最終年度前年度の応募」としてより金額規模の大きい研究費にチャレンジすることができます。新規応募研究課題が採択された場合には、その基となった継続研究課題に係る令和2年度の科研費は原則として交付されません(令和2年度 科研費公募要領 23頁 “(5) 重複応募制限の特例“ 参照)。