令和3年度の科研費の公募について

主な変更点

  1. 「若手研究」の見直しがあり、以下の3点が主な変更点として挙げられています。
    ①若手研究者が継続的・安定的に研究を遂行できるように、「若手研究」の研究期間を「2~4年間」から「2~5年間」に延伸します。
    ②「若手研究」において、39歳以下の博士号未取得者の応募を認める経過措置は、令和2(2020)年度公募をもって終了しました。
    ③「若手研究」種目群から「基盤研究」種目群へのスムーズな移行を励行するため、一度「基盤研究」種目群の科研費を受給した者については、「若手研究」への応募を認めないこととします。
  2. 「基盤研究(B)」の見直しがありました。
    「基盤研究(B)」における若手研究者の応募課題を積極的に採択できる仕組みについては、令和2(2020)年度公募をもって終了しましたので、注意してください。

詳細は下記リンク先をご確認ください。
https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/06_jsps_info/g_200812/index.html

金額規模の大きい研究費への重複応募

研究期間が4年以上の基盤研究あるいは研究期間が3年以上の若手研究で令和3年度が研究期間の最終年度に当たる場合(ただし、基盤研究(B・C)応募区分「特設分野研究」を除く)、研究代表者が、当該研究の進展を踏まえ、研究計画を再構築することを希望すれば、「研究計画最終年度前年度の応募」としてより金額規模の大きい研究費にチャレンジすることができます。新規応募研究課題が採択された場合には、その基となった継続研究課題に係る令和3年度の科研費は原則として交付されません(令和3年度 科研費公募要領 25頁 “(5) 重複応募制限の特例“ 参照)。

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